バハイクーボの修理と愛

今日はとても大きな地震がありました。被害が最小限であることを願うばかりです。

さて、Bahay Kubo(ちいさないえ)バハイクーボができてそろそろ2ヶ月がたとうとしています。この小屋はリザさんとSALAの想いのこもった手作りのお家。リザさんの小屋を作った想いはこちらをごらんください。

そんなバハイクーボですが、雨風にうたれ、また毎日の店舗の中への出し入れであちこちとぶつけてしまいもうはやボロボロになってしまっていました。


そして今日はリザさんとバハイクーボの修理、補強を行いました。お母さんが子供をはげますように「がんばってるね〜」「つよいね〜」とボロボロのバハイクーボに声をかけながら丁寧に折れた竹や弱くなっているワイヤーなどをひとつひとつ修理するリザさんの姿を見ると、どんなものに対しても別け隔てなく愛情を注ぐことの尊さを感じます。

SALAで働く各国のお母さんたちに共通していること、それはどんな小さなものでも大きなものでも「大切にする」「無駄にしない」ということ。私も日々多くのことを学んでいます。

虫がでたらギャーギャー殺虫剤などをかけてしまう私ですが、お母さんたちはそれを殺すことはしません。「あなたも気持ち悪がって殺されたらいやでしょ?」そう言いながら、外にどんな虫でも逃がす努力をします。もうすぐオープンして2年経とうとしていますが虫だけでなく、SALAのお母さんたちが救った命を思い返すと数えきれない命の数です。

そんなお母さんたちの愛はもちろんSALAの料理にありったけあふれています。

たくさん、愛が伝わるといいな。

 

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黒田尚子

神戸アジアン食堂バルSALA店長。

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