エンパワメントチャレンジショップ第二弾!反省会とこれからのこと。

4月16日に開催されたエンパワメントチャレンジビュッフェ集客不足から始まり、最終的には満員御礼で終了することができました。二人を応援してくださるみなさまの気持ち、本当にありがたいです。

SALAの常連様で、前回のチャレンジショップにもきてくださったある方は、2回めのビュッフェのあと、「今日、アンケートなかったですよね?聞きたいこと教えて下さい」といってくださり、伝えさせていただいてから数時間でその日のうちに素晴らしいアンケートのフォームを作って下さいました。ありがたい!

▶アンケートはこちらです(アンケートにご協力くださった皆様にも感謝!)

そして、そのアンケート結果を集計してくださり、みんながわかるようにタイ語にも翻訳してくださり…早速お届け頂き…私達にとってめちゃくちゃ重要な意見をいただけることになりました。本日ワスカーンさんとミーティングをしました。ご意見・アドバイス・メッセージなども全て伝えさせていただきました!

書かれている内容やヒアリングの結果では、料理のことももちろんですが、サービス面を気にしているお客様が多かったように思います。みなさんがおしゃっられことに共通している部分が多く、私も含めめちゃくちゃ勉強になりました。

一番多かった意見がメニューの名前がなにかわからない!かぼちゃのデザートがスペインオムレツのようなおかずだとおもったなど。たしかにカタカナは呪文のようです。辛いか辛くないか、中に入っているものはなんなのか?次回はメニュー表を作成(タイ語・日本語・説明)各席に置き、食べながら「あ〜これがこの味か〜」と感じていただけるようにしたいと思います。


どうしても3人それぞれが一所懸命になりすぎて「お客さん」に目が行き届いていなかったこと。一番の反省点です。


他にも細かな反省点、改善点はたくさん見られましたが、前回よりも遥かにレベルが上がりました。





そして、このチャレンジショップをはじめるときに「エンパワメントの場がどれほど人を強くするのか」という話をさせていただきました。

ワスカーンさんやあさりさんにとっては今回が2回目。色んな想いを感じながら。反省もしながら成し遂げた彼女たちの「力」はすさまじいものです。

とっても大変なことだけど、自らチャレンジし、成果として成し遂げるという経験。何にもかえがたい力です。

たった2回のチャレンジの場があったことでこれほどまで人は大きくなれるのか、と私自身も想像を超える部分で驚いています。

そして、SALAの通常営業でもその力は発揮されます。

次回に活かしたい反省点(特にサービス面)は日々店舗の営業でも練習をしているんだな、ということがよく感じられます。


・「いらっしゃいませ」の声がとても大きくなりました。

・「お客さんの気持ちを考える」の優先順位が高くなっていて、今まで目につかなかったことに目がつくようになりました。(料理をしながらでも今あの方は何を考えているのかな?お水足りてるかな?)

・率直な意見が聞きたくて、恥ずかしがり屋(日本語の会話に不安があるから)なはずだけど厨房から自ら出てくるようになり、積極的にお話をするようになりました。

当たり前のことなんだけど、どれだけ言葉で言っても本当の意味では伝わらない。でもチャレンジショップをする中で責任感を持ち、フィードバックしてもらいお客さんの気持ちを考えるようになった時、初めて上記のことを重要だと認識し、「あたりまえ」のレベルで行うことができるようになります。それはチャレンジショップのときだけじゃなくて通常営業のときにも生かされているのです。

トライアンドエラーを繰り返しながら。着実に前に進み改善される姿に私も大きく勇気をもらっています。

「エンパワメントの場はどれほど人を強くするのか」

ひしひしと感じています。

定量的な面では目標売上よりも3000円多くクリアすることができ、原価も前回の反省を活かし抑えることに成功、スタッフ増員してのチャレンジショップでしたがその人件費も満足できる状態で出すことができました。私からしたら1回めは30点でも2回めは100点満点。失敗や悔しさを力へ変え結果を出したという事実が素晴らしいことです。次のチャレンジショップ(5月21日※追ってイベントページ作成します)が本当に楽しみです。当日私はお客さんをしようと思っています。

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これからもSALAのみんなのチャレンジをあたたかく見守ってくださると嬉しいです!みなさんの気持ちはお母さん達の「力」へと着実に変わっています。

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黒田尚子

神戸アジアン食堂バルSALA店長。