
SALAの壁画を描いてくれたフィリピン人のアーティストCecil
(▶Cecilの詳細は前回のブログをご参考ください!)がなぜか今、神戸にいて、SALAで配膳の手伝いをしたり、食事をしたり、屋台の看板作りをしてくれたり、一緒に絵の具を買いに行ったりしています。彼女いわく、「Destiny(運命)」だということですが、様々な理由があり、1年は日本にいてしかも神戸にいるという状況になりました。もちろん、私たちはとてもうれしくってなんにせよ、不思議な感覚です。だって、Cecilが普通に日本にいるのですから。すぐに会うことができます。


壁画に描いてくれたコンセプト
国籍も関係なく、男性も女性も、子供も妊婦さんも、それぞれがそれぞれのお互いの価値を認め合い、自分の価値も認められる社会に。
オープンする5日前にCecilによってお店に魂を込めてもらいました。
そして、今回、
現在SALAの新たな事業として動き出している「多国籍チャルメラ屋台」
にも新たな魂を込めてもらうことになりました。

屋台の前後にCecilによって新たな絵が描かれます。
ライブペインティングで皆様にもお届けしたいと思いますので日程決まりましたらお知らせさせていただきます!!
今聞いているデザインはこちらです。

SALAの店内に描かれた壁画の人たちがエンパワーメントされ、更に「料理(食)」を通して世界を変えるChange the World、という意味を込めるようです。
人々が一緒に調理をしながら地球(世界)が変わっていく様子を表現します。
SALA店内の壁画のときに妊娠していた妊婦さんの子供も成長した姿で描かれるそう。すごく楽しみです。
そしてCecilが日本にいる間に、「Empowerment(エンパワーメント)」を一緒に広げる、という意味でも様々なイベントを行いたいと考えています。
Cecilははじめ、自分の絵なんて認められるとは思っていなかった。恥ずかしい、と思っていたそうです。でも、SALAの壁画を描き始めたことをきっかけに、絵を認められてエンパワーメントされ、もっともっと自分を表現したいと積極的に活動を行い、更に他の人々にも同じエンパワーメントのきっかけを、という思いでフィリピンでは「Empowerment Through art」絵をきっかけにしたエンパワーメントをワークショップで体現する活動を行っています。

SALAでもそのワークショップを近々開催する予定です。おそらく多くのフィリピン人女性(かつてCecilが日本で出稼ぎしていたときの友人)があつまる空間となると思います。でも、私の想いとしてはSALAに来てくださっている皆様にも、自身の身をもって「Empowerment」をセシルのワークショップを通じて感じてほしいんです。SALAが目指そうとしている社会をより身近に感じてくださればと思います。
現在、定休日を利用して行われている「エンパワーメントチャレンジショップ」と同様に、CecilもSALAの定休日にExhibition(展覧会)やワークショップを行います。
ワクワクする企画、たくさんCecilと作り上げて行きたいと思いますので楽しみにお待ち下さいませ!!!!
スケジュールが決まりましたら皆さまにもご報告させていただきます!

黒田尚子

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