花生捲冰淇淋(フアシェンジュエン・ビンチーリン)再現への道のり2〜皮編〜

皮が以外に難しい…台湾で食べた皮は薄くてでももちっともしていて。今日は「中力粉」でやってみました。

なんとなく薄くするために広げることに注力してやってみたけどすぐに固まるし、何よりだまだまだしパリパリになっちゃって…

こりゃ~失敗だ!!!!と思っていたときに、もう一度動画を思い出して見ていると、もっとおっちゃんは思い切ってやってるし、台湾の市場で見たときももっと思いっきって短時間で焼き上げていた。よし!まねしてみよう!

ということで思い切ってやってみると…

 

なめらかで、真ん中はまだまだ分厚いんだけど、薄い部分は台湾のそれにめちゃくちゃ近くって。同じ生地なのに焼き方でこんなに別物になるのかと驚きです。叩きつけるためにも、引っ張って薄くするためにも。もっと重量をもった生地(明日は3.5倍でやってみよう)でやってみよう。

昔(小学生)、私は逆上がりをするために毎日日が暮れるまで学校の校庭でひとりで練習した記憶があります。なんか逆上がりできてる子がかっこよくて、回れたら世界が変わると思ってひたすら補助具で練習してました。逆上がりできるとどんな気分なんだろう、めまいがするの?知りたくってすごい練習しました。そんなこんなで逆上がりが初めてできたとき、それはほんとうに信じられないくらいあっけないほど。急に、くるんと回れました。そして1回回れると自然と何度も回れました。そんな感覚なんでしょうか?

今私は生地のことで頭がいっぱいですが、いつか当たり前のようにできる日が来るのでしょうか。毎日前進している感覚がわかりやすいほど鮮明ですごくたのしいです。

明日が楽しみです。最後に近い生地で試食したクレープ。めっちゃ美味しくて。あと何歩か。一歩一歩が難しいんだけど面白くて。

 

早く再現させたいです。

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黒田尚子

神戸アジアン食堂バルSALA店長。