12店のカオソーイを食す!SALAのPAPAチェンマイ旅行記

カオソーイを研究すべく、SALAのPAPAはカオソーイの本場タイのチェンマイへ行って来ました!そのときに食べたカオソーイ研究のレポートです。以下、PAPAさんのレポート始まります。どんなカオソーイに出会えたのでしょうか?

私(SALAのPAPA)のSALAメニューの中で個人的に1番好きなカオソーイ!

OPENして3年半、私のカオソーイ好きは日々高まり今回ついに本場タイでカオソーイの研究をするべくチェンマイ・バンコクを旅し12件のカオソーイを食したレポートをしてみたいと思います。

カオソーイは元来ミャンマーからルアンパバーンをはじめとするラオス北部に伝わりタイ北部チェンマイに広がったとされている。

タイのカオソーイはココナッツミルクを加えたカレースープに卵麺、その上に揚げた麺をのせ、2種類の麺の触感を楽しみ、ナムプリックパオと呼ばれる唐辛子と干しエビなどのペーストやライム、エシャロットなどをトッピングして食す麺料理。

このような歴史の中でいろいろな国や文化に影響を受けて伝わったカオソーイ、

店ごとに味が様々であるのにびっくり!まさに「SALAカオソーイ」とは別物と言っても過言ではないものもあった。

ですのでここからご紹介する店舗の感想は私見であるのでご注意ください。

◆チェンマイ編

「カオソーイ サムージャイ」

参考ページ

ピン川のラナコーシン橋の東岸にあるファーハーム地区にあるお店。

チェンマイ到着初日何の予備知識なしにこの店にきて食してびっくり!

私にとってカオソーイはSALAまたはバンコクの1部でしか食していなかったのでカレーの複雑な風味が強く思っていたより辛さが強いパンチのあるスープにびっくり!その後も食べたカオソーイの中でもかなりカレー風味・辛さ共に1番だったように思う。

「キティ・パニット」

ナイトマーケットにほど近い、ターペー通りに位置する古民家レストラン。築130年以上の建物を地元の芸術家や職人たちの手によって改装されたレストラン。

カオソーイはもちろん北部のいろいろな料理が楽しめる。是非チェンマイに行った時には立ち寄ってほしいお店。

カオソーイの提供の仕方がおもしろい!濃厚なトロトロなスープに麺・上げ麺が載っているのだがライムやエシャロット等のトッピングと一緒に出されたスープを自分で調整しながら入れて食す。自分の好みのスープで食べるカオソーイはここだけ!

「カオソーイ・メーサイ

チエンマイのカオソーイはカレースパイスがたっぷり入ったココナッツミルクベースのスープなのだがカレースパイスがかなり強く辛い。その中でここメーサイのカオソーイはスパイスの辛さとココナッツが絶妙に混ざり最高の味を醸し出している。ここのスープはやはりチエンマイ一番では・・・

「カオソーイ・ラムドゥアン」

この店のスープはメーサイよりカレースパイスのパンチが効いているが辛さの中にも深みがあり中太麺と揚げ麺とスープが絶妙に絡み合う。先に書いたメーサイとラムドゥアンは好みで別れるかも。知られないが間違いなくチエンマイのトップクラスである。

「カオソーイ・メーマニー」

こんなところにお店が・・・と思うぐらい幹線の奥まった路地裏にある。ここはメイばあさんがやってる店で最近再ブレークし若者や西洋人旅行者が多く訪れる店になっているようだ。

しかしここのスープは猛烈にスパイシー(辛い)。しかしチエンマイの3日で舌もマヒしてきたのか、この辛さもおいしいと感じてしまう(最初のサムジャイより辛いかも…)

チエンマイのカオソーイを上記以外にも沢山食べて感じたことはカレースパイスを各店独自の配合で作っている為にスープ味はカレー風味が強く辛い。決してココナッツミルクに頼ることない味がチエンマイのカオソーイだと感じた。

【番外編】今回バンコクで最近美味しいカオソーイを食べれる店2件のご紹介です。

「ポーワーレストラン」

BTSパヤータイから徒歩3分にある北タイ料理専門店。

店内のデザインもよく是非カオソーイ以外の料理を食べに来たい店である。カオソーイであるがチエンマイとは違いココナッツミルクの甘みの中にピリ辛のカレー風味がありモチモチ平麺と良くなじみ麺の味もしっかりとする絶品であった。

個人的にはチエンマイのがっつりカレー風味の味よりこの店のような味が目指すところかと感じた。

「ホームドゥアン・チエンマイ」

BTSエカマイから徒歩6分にあるおしゃれなカフェスタイルのカオソーイ店。友達一押しのこの店、少し前まで近所で小さな食堂でおばちゃんだけでやってた様であるが、カオソーイ人気で

友達一押しのこの店、少し前まで近所で小さな食堂でおばちゃんだけでやってた様であるが、カオソーイ人気で最近この店をOPENし地元タイの若者たちブレーク中との事。当日も1時を過ぎているにもかかわらず大混雑であった。

この店の提供の仕方も独特で入口はいるとすぐ総菜やスープなどが並ぶオープン簡易厨房があり、そこで麺やトッピングのお願いをすると作ってくれる(給食みたい)システム。

味の方であるが上の揚げ麺が美味しい!揚げ方?油?麺?わからないけど美味しい。麺も事前にゆでた麺を容器に入れてるだけなのに麺も腰があり最高に美味しい!チエンマイでの各店の感想でほとんど麺について触れなかったのはスープが強烈すぎてほとんどの店で麺が完全に負けている感じがいたがこの店のスープも美味しいが2種類の麺が最高!スープと絡んで絶妙!揚げ麺もサクサク、スープになじまして・・・あぁ思い出す。

 

そんなこんなで今回本当にたくさんのカオソーイを食べて感じるのは日本人に馴染むのはやはりバンコクで最近ブームになりつつあるカオソーイの味かな~本場チエンマイのカオソーイ一度ハマると忘れられないんだろうな~

などと思いながら神戸に帰ってきました。今後のSALAカオソーイにご期待あれ!

 

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黒田尚子

神戸アジアン食堂バルSALA店長。