ニッチェルの卒業式

SALAのオープニングからのスタッフ、ニッチェルがついに高校を卒業しました。ニッチェルは本当にたくさんのSALAのお客様から支えられ、勇気づけられやってこれました。これからも大変なことはたくさんあるけど、今までと変わらずまっすぐ進むニッチェルだと信じています。

ニッチェルのことはこれまでにもいろいろと伝えさせていただきました。

卒業にあたり、ニッチェルからメッセージをもらったので記載させていただきたいと思います。

以下、ニッチェルより。

香寺高校で過ごした3年はあっという間でした。

全く違う言語、新しい文化、新しい仲間たち。入学前には学校生活に対して色心配でした。しかし、入学後毎日成長する3年でした。

高校に入学頃、中学校までと違って、自分が満足できるまで勉強してみたかったです。

そのため、私は格50分の授業を先生に言葉や与えられた課題に夢中になってしまいました。そうすると学校や通っていた日本語教室の方々、それ以外にもたくさんの人々がやりたいことに励ましてくれたり、これからの新しい人生のために道を教えてくださいました。例えば、発表会やボランティア活動などを通して新しい環境によりなじめやすくなることなどでした。

辛いことも有ればそれの何千倍楽しいこともありました。そうして過ごした高校生活は一生の宝物です。残念ながら勉強には思ったほど満足はできませんでした。それは恐らく自分に限界があったからだと思います。しかし、後悔することも一つもないです。

そう意味で言えば、高校生活今までの学校生活で言えば最後です。そんな環境を整えてくれる親、心優しい先生方、些細なことも真剣に聞いてくださる方々。例えばSALAのお客さんは勉強を頑張っているときに電子辞書をプレゼントしようとしてくれたり、バレンタインでチョコをくれたり、楽しくて感動的なことがたくさんありました。

皆さまに心よりお礼と感謝を申し上げます。これからも後悔しなくていい生活、できれば誇りに思ってもらえるような人になるよう精一杯頑張りますので、応援よろしくお願い申し上げます。

 

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黒田尚子

神戸アジアン食堂バルSALA店長。