SALAの壁画に込められた想い

SALAの撮影スポット

今や壁画前で撮影するとiPhoneの顔認証が壁画の人々にも合わせられてしまい自分の顔が認証されないと有名になったSALAの撮影スポット。

オープンしてから今日まで写真の用な感じで本当にたくさんのお客様がこの壁画の前で記念撮影をされてきました。今日はそんな壁画に込められた想いについて改めてご紹介したいと思います。

壁画を描いたCECILさんのこと

この壁画を描かれたCecille Pauline Sanglap Montenegro さんはフィリピンで活動しているアーティストです。

SALAのオープン前にわざわざ日本に来日してもらい、

店舗の壁に直接絵を描いてもらいました。

CECILさんはフィリピンのNGO団体BATIS AWAREの代表。

外労働からフィリピン帰国する女性を支援するNGO団体BATIS AWARE代表。海外労働者として日本で就労経験があり、それをきっかけで女性支援に携わるようになる。



出会い

黒田が大学1年生のときに大学のフィールドワークでフィリピンのBATISへ出向いたことが始めのきっかけです。日本に出稼ぎした際に色々な悲しい、苦しい、傷つく経験をした女性たちがフィリピンでもう一度自分を信じ、未来を夢見て今度は自分たちの力で立ち上がろうとする。そんな場を作っている団体でした。実際に話を聞き、その場で短い期間でしたが生活させてもらうことで彼女たちが掲げる「Empowerment」のコンセプトに強く共感しました。このときぼんやりと、私もこのエンパワメントの世界をより広く体現したい、そんな生涯の夢ができていたように思います。大学時代の活動でもたくさんの仲間と一緒に「エンパワメント」をコンセプトとし、活動しました。そして今の店舗がオープンする際、是非、セシルさんに私達がコンセプトとする「Empowerment of all people」の世界観を店の象徴として描いてもらいたいと思い、今に至ります。

CECILさんの想い

絵が完成した時にCECILさんが残された言葉です。是非御覧ください。

壁画に込めたSALAのコンセプト
この絵に込められた想い。

左上にCECILさんのサインと「Empowerment of all people」の文字が描かれています。

この絵が表していること、それは国籍も関係なく、男性も女性も、子供も妊婦さんも、それぞれがそれぞれの立場でお互いの価値を認め合い、何よりも自分の価値も認められる社会に。SALAがEMPOWERの場、きっかけとなりますように。」そんな私達やCECILさんの強い魂が込められています。

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