混沌の中から生まれる興味、伝えるチャンス

最近、自分の「伝えたいこと」が「伝わる」瞬間がとても多くなったと思っています。

それは、お店のコンセプトだったり、スタッフそれぞれの国や文化のことだったり、自分が思っていることだったり。自分から言わなくても、お客さんやご近所さん、通りすがりの人がSALAの何かに「興味」を持ってくださって「知りたい」と思ってくれて、「聞いて」くれて、「伝える場」を自然と生み出してくれるからなんだと思います。

      

「あなたは何人?」「どこの国の出身?」「そこって暑いの?寒いの?」「どんなもの食べるの?」

「この小屋は何?」「この小物は何のために?」「この絵は誰が書いたの?」「どんな意味?」

「これは何の柄?」「あなたは今何を作っているの?」「この音楽は?」「このにおいは?」

 

 

 

 

 

 

 

「おいしい!誰がつくったの?」「この調味料はなに?」「他にはどんな料理があるの?」

 

「なんでこんなお店の形態なの?」

こんな質問をきっかけに、私達は想いを自然と伝えることができます。

一方通行ではなく、お客さんからの興味関心に対する答えなのですごく自然に伝わります。すると、他の方にそれを「伝えたい」と思ってくださり、更に多くの人へと広がっていく。

昔から考えていること

昔から、どうやったら「伝えたいこと」や「想い」というものを、自然に伝えることが出来るのだろう、と思っていました。お話をする場をいただいたり、記事にしてもらったりする機会はいただいていても、その場にいない人、記事を読まない人という、そもそも興味関心のない人には伝えることができていない。でも、本当に伝えなくてはいけないのはそんな人達だと思い続けています。どうすれば、伝えることができるのか?最近、お客さんの反応からヒントを頂いているような気がします。

お客さんが増えて、たくさんの方が「興味」を持ってくださり、「伝わる」瞬間が増えていること、そこから広がりをみせていること。そのチャンスがたくさんあって、毎日がとても大切です。

 

伝えたいこと

私が「伝えたいこと」は、まさしくこの絵に書かれていること。

「Empowerment of all people」

SALAではたくさんの国のスタッフが働いています。営業のスタイルは日替わりシェフだったり、日本人の店長もアジア料理を調理していたり、少し変わった形態かもしれない。スタッフが多国籍だったり店内は色んな国のものがあちこちにあって混沌としている。でも、お客さんに帰るときに「なんか多国籍で混沌としているけどあったかかったな」「おいしかったな」「ほっとしたな」「この店のこと他の人に伝えたいな」そんなふうに思ってもらえたらうれしいです。

絵に描かれていることは、様々な国籍の人、男女、妊婦さん、子供がいるけれど、それぞれが互いの価値を認めあい、自分の価値も認められることで全ての人々が「エンパワメント」されている状態。

SALAはまず「飲食店」でそれを体現し、事業が広がることで世の中にそれが浸透していき

「Empowerment of all people」

の世界に近づいていく。長い道のりかもしれないけど、実現できることだと信じ続けています。

SALAに「興味をもってもらうこと」。そこから「伝わる」「広がる」、だから怠らずにいつも新しい価値(店内、料理、想いの発信)を努力して生み出し続けることを大切にしたいです。

混沌とすること、文化か入り交じること、だからこそ生まれる「興味」や伝わる「チャンス」があるんだと思います。

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黒田尚子

黒田尚子

神戸アジアン食堂バルSALA店長。

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